漏電調査・是正

すっかり春めいてきましたが、
今年はウイルスの影響で仕事や生活の面で色々と変容を迫られている様に感じます。

さて、
先日電力会社から漏電を指摘された、とのことで某お客様から原因 調査・是正のご依頼をいただきました。
パートナーの電気会社さんと現地で原因を調べて参りました。

確かに絶縁抵抗が0MΩです。
トイレ・給湯室・ポンプ室の照明回路と表示されておりましたので、
該当する回路の追跡と切り離し・絶縁調査していきます。

高所や天井裏に潜り込んでの調査です。
なかなか原因が特定できず、調査範囲はどんどん広がっていきましたが…

分電盤には表示されていなかった外階段の外壁照明もまさかの同一回路でした。
配線が壁内に隠蔽されていたのでなかなか見つけられませんでしたが、
カバーを外したところ雨水が溜まっていました。
  
回路から切り離し、絶縁抵抗を計測したところ…改善しました。
わかってみれば単純な原因ですが、このケースでは停電もせず、
漏電の指摘がなければずっと危険な状態で放置されるところでした。

後日、代替のLED器具に交換して作業完了です。

漏電には、ある一定の条件が揃った時だけ絶縁が悪化するという原因の特定が難しい場合もあります。
長期モニターが必要なケースもありますのでご相談下さい。

メンテM.O.でした。

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